病気の状態というのはまさしく病気になっていますからわかりやすいのですが、健康な状態というのが実はくせ者で、その幅がとても広くわかりづらかったりします。
超健康な状態から、限りなく病気に近い半病の状態までと、自己認識次第でどちらに転んでもおかしくない状態というのが現代人に多く見られる現象ではないでしょうか。
今でこそ様々なストレスから発症する症状を○○症候群などといって、病気としての市民権(?)を得てはいますが、決定的な治療策は見あたらないというのが実情と思われます。
現代医学を否定するつもりはありませんが、ヒトの身体をパーツとして見ている限り、そこにはおのずと限界があると思われます。
「病は気から」という言葉のごとく、精神状態一つで病気状態にも健康状態にもなる事があるでしょうし、身体のどこかをケガした事によって、他の部分にも影響や負担が出てしまうといった事は日常茶飯ではないかと思います。
科学的に解明しづらい部分の多い東洋医学の世界では、ヒトの身体を全体としてとらえている事から、病と共生するといった考えもそこにはあると思います。
けっして健康体ともいえないが、かといって病に伏しているわけではない、曖昧で微妙な状態。
精神的に安定し、気が満ち足りている状態であれば、たとえ身体のどこかに不具合があったとしても、さほど病気と感じる事は無い事でしょう。
微妙なバランスが保たれながら天命をまっとうできれば本望かなと感じています。
超ミネラル友の会